美術評論家からコメントをいただきました
昨秋、パリで出品した時の作品について、美術評論家からのコメントが届きました!
■Eric Monsinjon(エコール・デ・ルーヴル教授/美術評論家)
とても素晴らしい書道作品だと思います。文字の形が雨や森を 示すと同時に、記号と記号とが繋がり、作品全体で大きな意味を持った文字となっていると感じました。私は文字で絵と詩 を表現した、フランスの詩人ギヨーム・アポリネールの「カリグラム」 を思い浮かべました。絵と文字のつながりを表現する特別な 美しい作品だと思います。
■Odile Lefranc(美術評論家/フランス文化通信省)
彼女はこの技法により、今ある書道を超越した作品を生み出すことに成功していると思います。書道を完全に習得することで得られる専門的な知識や技術がベースにあるからこと実現できて いるのだと思います。 詩的な、抽象的な視線で自然を観察し、観客に特別な時間、自然の中で瞑想しているような時間を過ごしているような、そんな感覚を与えてくれます。水の動きや水滴、水溜まりの表現を成功させるのはとても難しいことだと 思います。唯一無二の作品です。